節約とコーヒーライフを両立するためには、安価なだけでなく、機能性も優れたグッズを購入する必要があります。
ただ安いという理由だけで器具を購入すると、使用するたびにストレスを感じ、ドリップを楽しむことができなくなってしまいます。
今回は、私が毎日のコーヒータイムを特別なものにしてくれるハンドドリップのグッズをご紹介します。コーヒーを淹れるための道具選びや節約のポイント、コーヒーにまつわる楽しみや知識を共にお伝えできたらと思います。
今回の記事はタイトルにある通り”Part2″ですが、前の記事を読まなければならないわけではありません。本記事が気に入っていただけた方、先に”Part1″を見たいという方は以下のリンクからお読みいただけると執筆の励みになりますので、ぜひご覧ください。
スケール: HARIO「V60ドリップスケール」
情報・特徴
1つ目はHARIOさんが出している「V60ドリップスケール」です。
“Part1″で紹介した「ドリッパー」と「サーバー」に引き続き、またHARIO(ハリオ)さんの商品です。
HARIO(ハリオ)は様々な種類の耐熱ガラス製品を製造している日本のメーカーです。コーヒー系のアイテムも数多く販売しており、多くのコーヒー好きに愛されています。この「V60ドリップスケール」も愛用している方が多いのではないかと思います。
「V60ドリップスケール」には以下の特徴があります。
- 0.1グラム単位で計測できる
- タイマー付き
- 価格が約6,000円と少し高め
- 起動が少し遅いのと重さの表示が少し遅れる欠点あり
私はコーヒーを淹れるときだけでなく、料理やお菓子作りなどでも日常的に使用しています。0.1グラム単位で計測できるため豆の量がしやすく、お菓子作りの際の細かい量にも最適です。また、タイマーも付いており、蒸らしの時間からコーヒーの抽出を終わらせる時間まで計測できます。
タイマー機能はおいしいドリップコーヒーを淹れるためには必須!
価格が約6,000円と少し高めで節約家としては購入時に躊躇してしまいましたが、個人的にデザインもシンプルな感じが好みで、コーヒーを淹れるための機能が揃っているので購入しました。
起動が少し遅いのと重さの表示が少し遅れることがある点がありますが、0.1グラム単位の精度を出すためには仕方がないと思っています。
使用感・感想
このドリップスケールを買う前は、普通の1g単位でしか計測できずタイマー機能もない安いスケールを使用していました。
タイマーとしてスマホのストップウォッチ機能を使用していましたが、タイマーを開始できていなかったりといったトラブルが多々ありました。また、コーヒー豆の計量をするときも1g単位でしか表示されなかったため、14gと表示されていても14.0gなのか14.9gなのかがわからず、確認のために豆を減らしてまた増やしてといった面倒なことをしていました。
どちらも小さいことながら、コーヒーを淹れるたびに気を付けなければいけないことなので、積み重なった大きなストレスになっていました。
「V60ドリップスケール」を購入してからはこのストレスはすべて解消され、更にそれまでより安定したおいしさのドリップコーヒーを淹れることができるようになったため、プラスの効果も得ることができました。
節約面では一時的には痛手でしたが、コストだけを気にしていてはストレスだらけの生活になってしまいます。もしこの製品を購入していなければ、ドリップコーヒーを淹れることがストレスになりやめていたかもしれません。必要なところではしっかりとした製品を購入することで、結果的には節約にもつながったのかなと思い、そういう点でも購入してよかったなと改めて感じています。
ドリップケトル: ニトリ「ドリップケトル」
情報・特徴
次に紹介するのは、ニトリさんの「ドリップケトル」です。
日用品や家具で有名なニトリさんの商品です。名前はドリップケトルですが、直接お湯も沸かせるケトルです。注ぎ口と持ち手がドリップ用の形状をしているのでドリップコーヒーを淹れやすい製品です。蓋はケトル本体にカチッとハマる構造になっているのでちゃんとつけておけば外れる心配もありません。
「ドリップケトル」には以下の特徴があります。
- IHとガス火の両方に対応
- 注ぎ口がそれなりに細い
- 1,990円とお手頃な価格
- 満水容量1.2L
ドリップケトルというと直接お湯を沸かせなかったり、小さくて本当にコーヒーのドリップ用という製品を多く見かけるかと思います。そういった製品を購入するとなると、別途お湯を沸かすためのケトルや電気ケトルなどを購入しなければいけなかったりしますが、この「ドリップケトル」は両方の機能を併せ持っているため助かる方も多いのではないかと思います。
IHとガス火の両方に対応しているというのもありがたいです。今はIHだけで引っ越し先はガス火といった場合などに買いなおす必要がなくとても便利です。
ドリップケトルなのでちょろちょろとしかお湯を注ぐことができないかというとそんなことはありません。注ぎ口がそれなりに細いので通常のケトルには及びませんが、通常使用するだけであれば十分な量のお湯を注ぐことができます。
カップ麺やインスタントスープを作る際には直接お湯を沸かして注いでいますが、特に困ったことはありません。
逆にしっかりとお湯が出てしまうので、ドリップする際には少しだけ傾けなければならず少し慣れが必要かもしれません。ですが、値段もお手頃ですし、通常のケトルよりは遥かにドリップしやすいので、最初に買う商品としてはおすすめです。
使用感・感想
以前は普通のケトルを使っていました。ドリップコーヒーを自分で淹れようと思ったとき、普通のケトルでは淹れることはできないなと思い、最初の1点としてニトリさんの「ドリップケトル」を購入しました。
買った当初はこれで直接お湯を沸かして淹れていました。最初は注ぐ量の調整に苦戦しましたが、すぐに慣れることができました。
本当は専用のドリップケトルを買ったほうが良いのかなと思うのですが、淹れるのに苦労もしていないですし、なんだかんだ気に入っていて使い続けています。
終わりに
今回は前回の”Part1″に引き続き、私が日々使っているコーヒーの器具やグッズについて紹介しました。
節約をしていると値段をとにかく重視することに集中しがちだと思います。しかし、今回紹介したスケールのように、少し高い製品でも長く使用したり、それによる副次的な効果によって結果としてはコスパがよくなったりもすると思います。そういったことに気付くきっかけにもなれば幸いです。
これからもこのようなグッズ紹介や、節約とコーヒーを絡めた話題を記事にしていきます。また見に来てください。
ありがとうございました。